我が子を教室に通わせている時、そしてスタッフとして先生から教えてもらったことで、とても印象に残っているのが「記録を取る」ことです。
子どもの成長って本当に早い。
毎日見ていると知らない間にいろんなことができるようになってくる。
「覚えておこう」と思っていても人間の記憶なんて役に立たない。
「記録を取る」ことで、子どもの成長が目に見えるし、子どもが大きくなった時に子ども自身がその記録を大切にしてくれる…いわば反抗期の「保険」になるそうです。
今回は、特に家で読み聞かせとともにやっておいた方がいい「童謡」についてご紹介しますね。
まずは記録をとりながら歌を50曲
歌の効用は、乳幼児の発達過程が次々に明らかにされるにつれ、ますますはっきりしてきました。子どもの語彙が豊かになるという直接的な効果はもちろんですが、それ以上に歌を覚える過程における脳への刺激が、能力開発に効果があるのです。
歌は、母親や父親が家庭で子どもに働きかける手段としては最も手軽であり、続けやすいものです。CDをかけておくこともできますし、歌なら勉強と感じさせないで働きかけていくことができるでしょう。
公文からいちばんお願いしたいことは「①ぞうさん、②チューリップ」というように、子どもが覚えた歌に番号を付けて、記録をとっていただきたいということです。
この場合の歌の数えかたは、「歌詞の一番か二番は丸暗記している」という基準にします。
覚えた歌の数をかぞえ、それを記録にとりながら働きかけを続けていきたいものです。
※「ミーテ」のアプリで読んだ本や歌の記録をとることができます。
「この子は今、歌を何曲知っている」「さらに何曲覚えた」といったことを記録し、歌えるうたの数を増やしていったなら能力が開発されることは間違いありません。
さらに「歌を何曲覚えたら、その子がどう変わってきたか」を記録することが大事です。
こうすることで、歌がどれだけ子どもの語彙を増やし、能力を高めることになるかが、よくわかっていただけると思います。
ある先生の記録によると「歌を10曲覚えたら多動がなくなる」とありました。歌の数が50曲に達した時、語彙や情緒、記憶力、推理力など、さまざまな分野の能力が目に見えて高まってくるのではないでしょうか。
うたえなくても聞くと反応する歌を聞かせよう
公文では能力開発の目標として、「歌を200曲覚える」ことを強調しています。
この200曲の数え方は、まだ言葉の出ていない子どもなら、笑う・曲に合わせて動く・「アー」という声を出すなど、聞いてわかっているような反応があれば「一曲」と数え、言葉が出てきたら、たとえ一節でも歌えれば一曲と数えるという方法です。
3歳10か月で方程式を解いたSちゃん(アメリカに住んでいて当時14歳だが飛び級で高一だった)をはじめとする過去の生徒事例から、「歌を200曲覚えると、歌詞やメロディーを覚える能力が急成長する」と考えています。
学習の記録とり続けることの大切さ
我が子に働きかけを一所懸命していても、目立った伸びが感じられないとイライラとあせったり、ついつい子どもを叱ったりして、かえって子どものためにならないと悩む保護者も少なくないようです。
そうならないためには。成長の記録、学習の記録を毎日つけることが一番です。記録があれば、それを見返すことで例えば1か月の伸びがわかり安心できます。記録していないと、人間は1か月も前のことはたいてい忘れてしまいますから、目先のことに囚われてしまって、進歩がないように感じてしまうものなのです。
子どもは絶対に伸びていくものです。それが記録をとることで、はっきり手をとるように見ることができます。草木でも、昨日と今日の違いは目に見えなくても、1か月前の写真とくらべれば、どれだけ伸びたか驚いてしまうでしょう。
それと同じで、記録をとると子どもの「見えない伸び」をみることができるようになるのです。
今、子どもが足踏みしているように感じても、半年前はどうだったとか振り返って記録を見れば「その頃と比べたらこんなにも成長してるじゃないか。だったら今あせらなくても、半年後には同じようにうまくいっているのではないか」と思うことで、ゆったりとした気持ちでお子さんを見守ることができるようになります。
公文では「学習の記録」というシートがあります。歌えるようになった曲が何曲、読み聞かせた本が何冊、ひとり読みした本が何冊といったような項目を定期的に記録できます。
すうじ盤を並べる時間、覚えた漢字・俳句などの数を記録することも大切です。毎日少しずつ覚えてきた歌や漢字や俳句に覚えた順に番号をつけることで「今日まで覚えた歌は63曲だ」とか「漢字カードはもう81枚」「俳句もあっという間に夏と秋の60句を覚えてしまった」などはっきり確認することができます。
記録をとることはさらに、与えた内容と量が適切であったかどうかを客観的に振り返るためにも役立ちます。「今週はジグソーパズルが少なめだから、明日はジグソーを中心にしよう」などバランスのとれた学習をするための指針や反省材料にもなります。
記録をとり続けることで、なかなか気づきにくい我が子の成長と能力の伸びを認識できますし、その伸びを大いに褒めることもできます。
褒められることで、子どもはさらに伸びていきます。
▼関連記事▼
公文を3歳からしたら教材はどんなの?10年続けた娘は現在高1!


コメント