公文独自の考え方に「作業力」ってあるのをご存じですか??
公文をしていると集中力が付く
なんて言われていますが、作業力…やり続ける力が身につかないと集中力には結びつかないそうなんですね。
作業量を増やすことで能力は伸びる
幼児に何が有効であるかを考えると、それは「とにかく作業を増やして、作業力を高めてやること」です。
言葉が少ないとか、落ち着きがないというお子様も、国語や算数の学力をつけることで、かなり解決できるのではないかと思います。
では、学力をつけるにはどうするか。それには、まず作業力を高めることです。学習枚数を増やし、作業力を高めることは、身辺自立にもつながります。
1日10分よりは20分、20分よりは30分と集中できる作業時間をより長くすることが大切です。
らくらくできることを、たくさんすることが大切
「作業力を増すことで能力は伸びる」とは間違いないのですが、具体的な内容はその子の能力によって違ってきます。
磁石すうじ盤、ジグソーパズル、ぐじゃぐじゃ書き、プリント教材、数書ノートなど…その子がらくらくできること、楽しんでできることをたくさんすることが大切です。
生徒の教材進度が上がらないのは、「黙々と作業をする」というような練習を子どもにさせることが少なすぎるように感じます。
大量の学習作業をこなすことで、いつの間にか知力が育ってきます。
できるようになれば、理屈は自然にわかってくるものなのです。
月間300枚学習がぜひとも必要
公文では1970年代後半に、なかなかうまく進めない子どもの指導に悩んでいました。
その頃は「毎日2枚ずつ」という学習が普通でしたが、数名の指導者が「やさしい教材を枚数多く学習するほうが、長い目で見ると、結果的に学習進度を上げ、能力を開発することができると気づいてくれたのです。
プリント学習では、1教科あたり毎日10枚、月に300枚くらいはぜひさせるようにしたいものです。
これを実現するには「どうやって10枚させるか」を考えるのではなく、「10枚できるところを学習させる」ように指導することです。
今、学習しているところを10枚させることが難しいのだったら、10枚を本当に集中してできる段階へ戻って学習するのです。そうして作業力をつけることがいちばん大切なのです。
力の弱いお子様ほど、たくさんの量でカバーしなければいけません。毎日5枚できる子は、10枚できるところまで教材進度を下げるべきです。
そのうえ、時々200~500枚戻るといった大幅な復習を入れます。
500枚戻しても、毎日20枚ずつ学習すれば1か月で元の進度に追いつき、追い越します。そしてその頃は、1か月前よりはずっとらくに先へ進める力がついているはずです。
この大幅な復習は「ただ下げる」のではなく、「下げたらどれだけ進めるようになるか」を試すもので、必要な試練なのです。
こうして作業力がつくと、かつて難しかったことが「ちょうど」に変わり、ある日突然、できなかったことができるようになります。
この「ある日突然」があるから、公文式の指導者はおもしろくて止められないのです。
標準完成時間のX分近くでできるまで習熟させる
復習をしながら先に進んでいく公文式では、一枚のプリント教材を訂正も含めて100点に仕上げる時間を完成時間と呼んでいます。
そして各教科ごとに「4~6分」などと、幅をもたせた標準完成時間が決められています。
公文式の復習基準は、この標準完成時間が基になっています。
標準完成時間の短いほうをX分、長い方をY分といい、X分以内で100点に仕上がったら先に進め、Y分以上かかったら復習させます。
X分とY分の間のときは、生徒の能力を考慮し、進むか復習するか判断することになっていますが、おおむね能力の高い子どもはY分近くで進めてもがんばれることが多く、まだ低い子どもはX分近くでできるまで繰り返したほうが安全です。
ジグソーパズルと幼児優秀児
公文式を説明するために会長が作成し、改訂してきた『公文式の特長』39番に「ジグソーパズルと幼児優秀児」という項目があります。
これは、ある先生が幼児方程式を達成した子どもたちにジグソーパズルをさせたところ、全員330ピース(当時の最大ピース数)ができるようになった、という報告を受けて加えられたものでした。
会長のユニークな点は、その逆もあるのではないかと考えたところです。
つまり、先に330ピースのジグソーパズルができるくらいの集中力、作業力、直観力などを育ててあげれば、もっと短い期間で幼児方程式や国語Gを達成できるのではないか
すごい考えだと思います。
現在は、くもん出版から販売されているジグソーパズルは234ピースまでなのですが、昔は330ピースまであったようです。
大人がジグソーパズルをするときは、角や端だと分かるピースからやりますが、子どもは違います。
絵の分かりやすいパーツを何か所か作って、それをバチっと合わせる。
賢い子は上手に絵の特長をつかんで見つけることができるんですね~
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