当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

公文式国語の「方法」を読んでみた

公文式国語の「方法」 公文本

公文式国語の「方法」の著者である村田一夫さんは、公文の国語教材を作った人です。
公文の算数・数学教材の元は、創始者が作ったのですが、
国語、英語教材は「こんな教材を作って欲しい」という創始者の希望で作られたそうです。
その教材を作る過程を知ることができるのが、この本です。

国語のできる子、できない子

公文の国語教材をしたことのない親御さん
子どもに公文の国語を習わせていないご家庭の方に
ぜひ読んでもらいたいのが、この本の
「国語のできる子、できない子」
です。

日本人なんだから、普通に生活していれば
学校に通っていれば、それなりに国語ができるようになるはずだ。
というイメージを持っている方が意外と多いのです。

あるママさんに
「子どもさん、本を読みますか?」
と聞いたら
「ゲームの攻略本を読んでいるから大丈夫」
という答えが返ってきたことがあります。

本という物を持っていれば安心。
どんなジャンルの本でも読めるはずだと思っているのでしょうか?
なかなか面白いやり取りでした。

この本には
国語のできるできないには、まず「音読能力の差」があがっています。
文字が読めるようになる⇒スラスラ読めるようになる
ここには大きな大きな河が流れている。
文字さえ読めれば、スラスラ読めるわけではない。
スラスラ読めるようにするには、かなりのトレーニングが必要なのです。
学校の宿題に出る音読練習くらいでは、なかなか身に付かないものであることを知っておきたいですね。

音読力があって、かつスピードを持った読みができる、速読力ですね。
そして、知っている語彙が豊富…語彙力。
この三つが揃って、国語ができる子になります。
どれか一つでも欠けていると、国語力が弱い子になります。

また、教科書の語彙レベルを調べた結果が掲載されている文章も興味深いものでした。
各学年ごとの教科別、語彙レベルを調べたら、
なんと国語の教科書より、理科社会の方が難しい言葉がたくさんあった、というのです。
国語の教科書レベルの方が低いって、逆転しているんですよね。

教科書に書いている語彙が分かっていない、ということは、その単元の理解度が低くなりますよね。
ということは、その学年の国語力では不足していて、
さらに上の国語力が必要になってくるということです。

小学校低学年の間は国語力が成績を左右する

小学校低学年の頃は、国語はもとより
算数や生活科の教科の成績は、「国語力があるかどうか」で左右されます。

1年生の算数で
前から何番目
後ろから何番目
という問題が出されるのですが、
数を数える
という問題以前に、「前から」「後ろから」ということが理解できなければ解けません。

数える、計算する
ということも、特にスピードが要求されないので、
「公文の算数やってて良かった~」
は高学年になってからじゃないと分からない。
ついでに、高学年にならないと、算数の落ちこぼれにも気づかれない。

国語は全ての学びの基礎であるので、ここが欠如したら、小学校低学年ですでに落ちこぼれ
ってことにもなりかねない。

学校で、この国語力を付けていくというカリキュラムはありませんので、
家庭学習において補完していかなければならないのです。

本に掲載されている
1.音読力を付ける
2.速読力を付ける
3.語彙力を付ける
その3つをやっていけばいいのですが、どうやればいいのか?
どこまでやればいいのか?
なかなか分からない。

そこで公文の国語教材がこのように作られている
ということがとても細かく書かれています。

公文の国語教材を制作した方の文章ですから、
読む方にもかなりの国語力が必要だと思います。
でも、この方の書いた文章にしては、とてもかみ砕いて分かりやすくかいてくださっています。
公文公さんについての分厚い本は、読むのも骨が折れましたし、
使われている語彙も半端なく難しかったです。

公文の国語教材は良い
とは聞くけれど、ここまで考えられて作られているのか~
というのを感じ取ることができる本でした。

▼関連記事▼

公文式を始める前や始めてから読んで欲しい公文式についての本

コメント